輪ゴムをひっかけて、図形や絵を完成させるわごむパターンボード
2歳までは指先のトレーニング
3歳からは図形の理解
年齢によって遊び方は変化して、長く遊べる知育玩具です。
- 点や線
- 図形の理解
- 指先の細やかな動き(巧緻性)
などがやしなわれるといわれています。
今回、100均で材料をそろえて、簡単に作ってみました。
1歳、2歳(発達がゆっくり)、5歳になりたて
そんな3兄弟がそれぞれ集中してできた遊び方をご紹介します。
Contents
100均の材料でパターンボードを作ってみよう
材料は、合計400円でそろえることができました。
- デザインボード(ダイソー200円)
- ゴムバンド(ダイソー100円)
- 木製ダボ40P(セリア100円)
手作りとは言っても、これ、実は買ってきた時点で、完成なんです。
最初は、よくあるパターンボードのように、ダボをボンドで固定して使おうと思っていたんですが
という提案で、そのまま使ってみたんですが、大正解!!
パターンボードを使った1歳の遊び方
ダボを持って穴にさす、ぬく
という動作が楽しい様子で、40Pさしおわるまで、休みなくつづけました。
直径4㎜のストローをさしてペグさしにもちょうど良く
お子さんの年齢にあった長さに切って出し入れするだけでも手先の器用さをやしないます。
\できた~♪/
カラフルなストローを使えば、色分けや何か形をつくったりと、いろいろな遊び方ができますね。
パターンボードを使った2歳(ダウン症児)の遊び方
1歳の弟と同じように遊んでみようと思ったのですが、やろうとはしていても、上手につまんで、小さい穴にいれるという作業が難しい様子でした。
また、穴からダボを抜く動作も、力がなくうまくできません。
そこで、クレヨン登場!!
穴にダボをさし、その上にクレヨンをかぶせるということからはじめてみました。
しばらく楽しそうにやっていましたが、そのうちクレヨンを一か所にあつめはじめて…
ダボがある分、普通につむよりも倒れにくく、つみあげやすい様子で、20分ほどひたすらつんで、うつして、つんで…
と繰り返していました。
パターンボードを使った5歳の遊び方
ここでようやくゴムの登場です。
セリアの輪ゴムは、太くて切れにくく、カラフルで色も綺麗なのでオススメです。
輪ゴムを片手でおさえながら、もう片方で引っ張ってのばしたり、ゴムを外すときにも飛んでしまわないようにおさえながら…
など、両手をうまく連動させて、指先を複合的につかって遊ぶことができるんです。
3歳までは、三角や四角などのシンプルな図形に親しみながら、指先の巧緻性をやしない、脳を活性化させるのを目的にしていますが、5歳となるとさらにレベルアップ
縦の列(上から〇番目)と横の列(左から△番目)
その二つのまじわる点を意識しながら、輪ゴムをかける位置を理解していくことを目標にしています。
何かつくってみて!
といって渡すと、何やら木の位置を動かして…
おうち
ちょうちょ
などを自分で考えて作って見せてくれましたが、
ダボが固定されていない状態で考えるのが難しい様子だったので、ダボの位置を動かさず、こんなものも作れるよという、見本があるとやりやすいようでした。
と思っていたら数日後にはこんな自由な発想に…
他にもテープで先端だけ巻いて通しやすくした
紐通しとしての遊びや
ハンマーでくいをたたいたりする練習もできますね。
子どもが集中するパターンボードは100均で手作りできる
市販の知育玩具も良いものはたくさんありますが、100均の材料をそろえるだけで、こんなに十分にいろんな遊び方が出来ます。
小さなお子さんの場合には、ストローやダボを飲み込んでしまうことがないように、十分注意して一緒に遊んでくださいね。