片栗粉と水があればできる
にぎれば固まるのに、手を開くとドロッと液体に
不思議な感触の片栗粉スライム
簡単なのに大人もはまるスライムです。
スライム作りは一般的にはホウ砂という、子どもには少し危険のあるものを使いますが、この方法なら、家にあるものでできて、口に入ってしまっても片栗粉なので安全です。
この記事では片栗粉で作る、安全で簡単なスライムの作り方をご紹介します。
3歳くらいからなら、自分で少しずつ水をいれて、実験のようにも遊べますよ。
片栗粉スライムの作り方
片栗粉スライムの準備や作り方についてです。
遊びの様子を動画でも記録しています♪
- 片栗粉100g
- 水100ml
- ボウルなどのいれもの
- 計量カップはあると便利ですが、なくても代用可
せっかくなので汚れを気にせずに思いっきり楽しんでほしい!
片栗粉スライムは、片栗粉と水だけなので、後片付けも簡単なのがポイントです。
余った片栗粉は、台所用ハイタ-とまぜて、浴室のカビとりにも使えます。
濡らした手拭きタオルを準備しておけば、手の汚れもその都度拭いたり、最後に水洗いすればすぐに落ちます。
気になる方は、汚れないように、下に新聞紙やビニールシートを敷いたり
子どもの服も汚れても良いものにしましょう。
絵の具遊びの時などに使っている、スモッグを着て行いました。
それでは、実際に作ってみましょう!
ボウルなどの入れ物(これは、100均の水切りかごです)に片栗粉を入れます。
片栗粉を計量カップからボウルなどに手で出して
まずはそのままの片栗粉の感触を楽しみましょう。
ふかないで~(笑)
いれた片栗粉と同じだけの水を準備して、少しずついれて変化を楽しみます。
子どもが実験しながら、さわりながら水を足していきます。
最初はちょっぴりおそるおそる…
サラサラだねー!なんて話しています。
手の跡が残る!とか、なんか固くなってきた!
とか、いろんなことを教えてくれます。
ギュッとつかんでみたり、丸めたり
片栗粉スライムの遊び方
食紅や絵具で色をつけると
いろんな色で遊べて、更に楽しくなりそうですね。
- さわってみる
- スプーンですくう
- お団子をつくってみる
- 着色料をまぜる(食紅や絵具)
1、2歳の乳児なら、いろいろな感触に触れることで、形がいろいろと変わるものがあることを知り、感性を刺激し、考え方の視野を広げていきましょう。
幼児の場合には、変形するスライムで、どんな遊びが出来るのか、想像力も鍛えることができますね。水と片栗粉をまぜることで、いろいろな感触になることを知り、もっとこうしたらどうだろう?と、自分で考える力も育ちます。
ダイラタンシー現象とは
片栗粉スライムの感触遊びに大事な、ダイラタンシー現象
手でギュッと握ると固くなる
手をゆるめるとどろっとした液体になる
とキラキラした目で質問されますが、
説明するのって難しい…
片栗粉のように水に溶けない小さな粒を水と混ぜた時におこる現象です。
混ぜると粉の形がなくなり、水にとけたように見えるのに、本当は混ざっているだけで溶けていません。
小さな粒を、ギュッと握ると、粒と粒の隙間の形が変化して、水がそこに入り込めるので固くなる。
ギュッと握るのをやめると片栗粉の粒と粒の隙間が一番少なくなるように広がっていくので、水が入る隙間がなくなり、水があふれ出てもとの液体に戻る。
片栗粉スライムを作ってみよう
大胆に遊ぶ子もいれば、感触や汚れることが苦手な子もいます。
はじめてのことに戸惑う子には、無理にさわらせようとせず、楽しそうに遊んでいる姿をみせて、少しずつ興味がもてるようにしてみましょう。
一度触るとクセになる感触遊び
ダイラタンシー現象をお子さんと一緒にぜひ体験してみて下さいね。